PDAにBLを
〜 PDA上でわっふる対応のBLゲーを遊ぶ 〜
PDAでBLを。わっふる+Linuxザウルス編
- という訳で、Linuxザウルス(SL-C700,750,760,860等。私が確認したのはSL-C760)上で、BLゲーを遊びたい、という
危篤奇特な人の手助けになればいいなと思って作ったページであります。
Linux遣いでBL属性の人は居るのか?という気もしますが… - 今のところ、ちゃんと動く(サウンド出力は未確認)のを確認したものは、
- 「最強彼氏。」 (by spray.product.co.jp)
- 「セラフィム・スパイラル」 (by b-works.product.co.jp)
- 注意事項として、
全てのWindows用のBLゲーが動くようになる訳ではありません。
ビジュアルアーツ系(visualarts.product.co.jp)のゲームならば動作する確率が高いと思われます。
必要なもの(ハードウェア編)
- SL-Zaurus本体
- 遊びたいゲームのCD (Windows用)
- パソコン (Windowsマシン)
- 64Mくらいのコンパクトフラッシュ(CF)メモリorSDカード
- SL-C700/750/760/860あたりであればOKでしょぅ。
- ちゃんと買いましょうね(苦笑)
- ファイルを作ったりするのに必要です。ノートパソコン等のコンパクトフラッシュ(CF)が読み書きできる環境だと便利です。デスクトップの場合はUSB接続のコンパクトフラッシュリーダ/ライタが1〜5千円程度で売ってるのでそちらを調達するのがよろしいかと。
- 容量は大きい方が色々使えるので後々便利かな…という気もします。
必要なもの(ソフトウェア編)
- わっふる for SL-Zaurus
- わっふる用データコンバータ
- AVC (変換定義) ファイル
- データコンバータが使用する、変換定義ファイルです。この変換定義ファイルが用意されているゲームは、わっふるで遊ぶことができます。(無くても無理矢理それらしいのを作れば動くかも知れませんw)
- わっふる本体です。これが無くては始まりません。お手持ちのSL-Zaurusにインストールして使用します。
- パソコンにインストールしてあるゲーム(「最強彼氏。」とか)を、SL-Zaurusなどで使えるように変換するソフトです。Windowsマシン上で使用します。
「わっふる」とは?
- わっふるとは、VisualArt's系のWindows用ソフトウェアをSL-Zaurusで動かしてしまうためのMOREソフトです。Mac用やPocketPC用も存在するとかいう話ですが私は使ったことがないのでよくわかりません。
- 今のところ、私が動作を確認したVisualArt's系BLゲームは既出の通り、
- 最強彼氏。
- セラフィム・スパイラル
わっふる for SL-Zaurus の入手&インストール
- わっふる for SL-Zaurus は、 watasimo.pyon.org/waffleppc.html にありますので、ここからダウンロードしてきましょう。
- ここからダウンロードするものは、以下の通りです。
- プログラム本体+データコンバータ
(「わっふる」for Linux Zaurus/HandheldPC 2003年6月9日版)
- プログラム本体+データコンバータ
- また、変換定義ファイル は、 waffle.bunkasha.co.jp/zau/index.html にありますので、ここからダウンロードしてきましょう。
- ここからダウンロードするものは、以下の通りです。
- AVC (変換定義) ファイル
1.プログラム本体+データコンバータ
- プログラム本体+データコンバータですが、上記ページより"「わっふる」for Linux Zaurus/HandheldPC 2003年6月9日版" と書いてある所のものを使用します。(現時点では 2003年6月9日版 が最新です)
で、"「わっふる」for Linux Zaurus/HandheldPC 2003年6月9日版"という所をクリックすると、ファイルをダウンロード(保存)できますので、適当な場所に保存しておきましょう。 - ダウンロードが終わると、wafflev-030609.lzhを解凍した中にある、wafflev\C700\avg32を取り出します。これが実行ファイルです。これをLinuxザウルス上に持って行く必要があります。
- データコンバータですが、wafflev-030609.lzhを解凍した中にある、avgconv\avgconvv.exeが実行ファイルです。
2.変換定義ファイル
- 変換定義ファイルはデータコンバータを使う時に必要ですので、これもダウンロードしておきましょう。現時点では 02/08/03版 ( avc020803.zip )が最新です。
- 保存し終わったら、上記同様、解凍してやる必要があります。
データコンバータを使用してAVDファイルを作る
- ここでは「最強彼氏。」をコンバートする例を示します。また、ゲームは既にパソコン上にインストール済みである事を前提にしています。
- ダウンロードした2つのファイル(データコンバータ及び変換定義ファイル。ファイル名でいうと wafflev-030609.lzh と avc020803.zip )を解凍すると、
wafflev-030609.lzh →- avgconv\avgconvv.exe
- avgconv\vgasupport.txt
avc020803.zip →- avc.txt
- avc\00_Kanon.avc
- avc\01_Kanonデモ.avc
- :
のようにファイルが作られます。 - これらのファイルが作られていることを確認したら、データコンバータを起動します。 avgconvv.exe を実行してください。
- そうすると、変換設定ファイルを選択するダイアログが開くので、avc020803.zip を解凍したときに作られた avcファイル を選択します。47_最強彼氏.avcを選択してください。
- 上記で、47_最強彼氏.avcを選択する前に、同ファイルを編集しておいてから実行することで、VGAサイズのAVDファイルを作成することができます。
- 初期の47_最強彼氏.avcファイルの内容は、
ですが(私がこのAVCファイルの製作者だっつーのがバレバレだなw)、これを以下のようにします。[AVG32CONV] COMMENTS=AVCファイル作成:Nack-BLさん FILENAME=WLK247.AVD TITLESTR=最強彼氏 (Spray) RUNVERS=1714 GRPBITS=16 MSKBITS=8 GRDAT=GRDAT.PDT TYPE_00=NORM FILE_00=GAMEEXE.INI TYPE_01=PDTD FILE_01=PDT\ TYPE_02=PACL FILE_02=DAT\SEEN.TXT TYPE_03=CGMF FILE_03=DAT\MODE.CGM
○を付加した行、つまり"VGA=1"という行を追加することで、VGAサイズのAVDファイルを作成することができます。○
[AVG32CONV] COMMENTS=AVCファイル作成:Nack-BLさん FILENAME=WLK247.AVD TITLESTR=最強彼氏 (Spray) RUNVERS=1714 GRPBITS=16 MSKBITS=8 GRDAT=GRDAT.PDT VGA=1 TYPE_00=NORM FILE_00=GAMEEXE.INI TYPE_01=PDTD FILE_01=PDT\ TYPE_02=PACL FILE_02=DAT\SEEN.TXT TYPE_03=CGMF FILE_03=DAT\MODE.CGM
- 次に「最強彼氏。」のゲームがインストールされているディレクトリ(フォルダー)を選択します。一般的には C:\SPARY\DARLING でしょうか。ゲームをインストールした適切な場所を指定してください。
- 実行すると、
'ADD CHR200.PDT'
…というのがたくさん表示されますので、暫く待ちましょう。 - 処理が終わると、自動的にウィンドゥが消えて、 avgconv.exe と同じディレクトリに 「最強彼氏 (Spray)」 というディレクトリが作成されています。その中に、 WLK247.AVD というファイル(58MBくらい)が作成されています。これがゲームのデータ本体です。
- このファイルをCF/SDメモリに持っていきます。
VGAサイズのAVDファイルを作る方法
AVDファイルの設置
- 作成したAVDファイルは、CF/SDメモリ内の任意のディレクトリ(フォルダー)に設置する必要があります。
- 私の場合、ルート直下にAVG32というディレクトリを作成し、その中に先ほど作成したAVDファイル( WLK247.AVD )を設置しました。
- 具体的には以下のようなディレクトリ/ファイル構造にします。
ルート(E:\ 等) |--AVG32 |-WLK247.AVD
TTFファイルの設置
- わっふる for SL-Zaurus を実行するためには、フォントファイルが必要になります。
- ここでは、手持ちのWindows機からhgrsmp.ttfをコピーして使用する方法を解説します。
- Windows2000,XPの場合、コマンドプロンプトを実行し、以下の用に記述し実行します。(CF/SDカードの場所がE:ドライブと仮定します。)
copy %SystemRoot%\Fonts\hgrsmp.ttf E:\avg32\default.ttf
- そうすると、AVG32ディレクトリ内に、フォントファイルがコピーされます。
- 具体的には以下のようなディレクトリ/ファイル構造になります。
ルート(E:\ 等) |--AVG32 |-WLK247.AVD |-default.ttf
AVG32ファイルの設置
- わっふる for SL-Zaurus の実行ファイルもCF/SDカードにコピーする必要があります。
- 「プログラム本体+データコンバータ」項で解説した、wafflev-030609.lzhを解凍した中にある、wafflev\C700\avg32を取り出し、CF/SDカード内のAVG32ディレクトリにコピーします。
- 具体的には以下のようなディレクトリ/ファイル構造になります。
ルート(E:\ 等) |--AVG32 |-WLK247.AVD |-default.ttf |-avg32
わっふる実行に必要なライブラリ(SDL)の導入
- onscripter-lib_1.0.5_arm.ipkを導入します。左記からダウンロードし、ソフトウェアの追加/削除でLinuxザウルス上にインストールします。
わっふるの実行
- 先ほどからいじっていたCFメモリをLinuxザウルスに刺します。
- ターミナルを起動します。(SL-C750/760等では最初からターミナルは入っていないため、付属のCDからインストールしておく必要があります。
- ターミナルから、以下のように実行することで、わっふるが起動します。(CFに入れた場合の例です)
cd /mnt/cf/avg32 ./avg32 wlk247.adv
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