2008,08,29, Friday 01:12AM
とりあえずＴバックで勢いだけのＳＳ（１）
ざっくりと途中まで。書き上がったらちゃんとまとめます。
沖田×桂・・・なのかこれは。神楽×桂？
シーズン３−１、初回特典ＣＤを聴いてない人は聴いてからで〜。
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とある放課後の３年Ｚ組。
普段からもそれなりに賑やかな、というより騒々しいという形容詞が似合うクラスではあったが、今日はいつもとはやや異なった趣であった。
珍しいことに普段ならいつまでも学校に残っている生徒が既に校舎を後にしていて、いつもなら早々に帰っている筈の者達が残り、一人の生徒を取り囲んでいた。
囲まれている渦中の人物の名は、桂小太郎。校則違反として風紀委員たちに付け狙われる長い黒髪を携えた、３年Ｚ組の学級委員長である。
そして椅子に座したままの桂を取り囲む群集から一歩前に出て正面に立ち、追求の手を緩めていないのは中国からの留学生、神楽であった。
「よくもアタシの事を嘘つき呼ばわりしてくれたアルな」
神楽が桂の襟元を掴みあげる。
「いっ、いや、それはあの……言葉のアヤというか……その……」
鬼のような剣幕で詰め寄られ、身体が浮き上がる。桂が首を何度も横に振った。
「あややだろうがミキティだろうが関係ないネ。謝罪と賠償を要求するアル！」
（いやそれ違うし！）
新八のような突っ込みを心の中で入れてみるものの、牛乳瓶の底のような眼鏡の奥は笑っていない。
「すっ、すみませんでした。ごめんなさい」
「あぁン？ それだと誰に何を謝ってるんだかわかんねーんだよォ？」
銀八というより体育教師の松平のような口調で、斜に構えながら迫る神楽に、桂は首をこくこくと振った。
「かっ、神楽さんを嘘つき呼ばわりしてすみませんでした！」
だが神楽は掴んだ手を離そうとせず、そのまま桂を立たせるように掴みあげた。
「ククッ、謝って済むんなら警察はいらねーんだよォ！？」
「くっ、苦し……ッ」
マッチポンプの如き反応を見せる神楽を見て、桂が困惑する。
「まぁまぁ。ここはひとつ俺達風紀委員に任せちゃぁくれやせんかねィ？」
群集の中から声が飛び、割り込むように三人が間に立った。土方、沖田、それに山崎という風紀委員の面々である。
「風紀委員ごときが邪魔すんじゃねーヨ！」
「それがそうも言ってられないんでな。オイ山崎」
「はいっ！」
土方に促され、山崎が生徒手帳をぺらぺらと捲った。生徒心得と書かれたページの一部を読み上げながら、桂に提示した。
そこには『銀魂高校の生徒としてふさわしい服装を心がけること。風紀を乱すような服装は厳禁』という、銀魂高校としては珍しくも至極真っ当な文章が並んでいた。
「つまり、神楽さんの言ったとおりに桂くんがＴバックを穿いていたとすれば、当然風紀を乱す衣装を身に着けていることになり、風紀委員会の取締対象になります」
「まぁもし桂くんが否定したように『間違ってお母さんのパンツを穿いてきただけ』だったとしても、女物のパンティを穿いて登校してくる奴なんざ、規則がどうとか言うレベルじゃありやせんけどねィ」
沖田が弄るように言い放つ。
「ねぇ、今パンティって言ったよね？ パンティって言い方古くない？ 最近はショーツとかって言うんじゃないの？ ねぇ！？」
普段なら早々と帰りアルバイトに精を出すマダオ長谷川も、この日ばかりは群集の一部に加わっていた。ただ単にアルバイトが無い日だったのかも知れないが。
それに答えることなく、山崎と土方が桂の両側に立ち、拘束するかのように腕をがしっと抱えながら持ち上げた。神楽が手を離すと、それに連られて桂の身体が持ち上がり、椅子から強制的に立たせられる。
沖田は周囲の机と椅子を押しのけると、桂の身体を壁に向かわせ、群集に尻を突き出させるような姿勢を取らせた。
「どちらの言っている事が正しいのか、はっきりさせやしょうぜィ」
ズボンのベルトに手をかけられて、桂はようやく何をされようとしているのかを理解した。
「やっ、やめろっ！」
懇願にも似た、もはや涙声といった哀願が漏れる。逃れようにも身体をがっしりと押さえつけられて成すすべもない。
「それじゃ、いきやすぜィ」
（書きかけ）
沖田×桂・・・なのかこれは。神楽×桂？
シーズン３−１、初回特典ＣＤを聴いてない人は聴いてからで〜。
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とある放課後の３年Ｚ組。
普段からもそれなりに賑やかな、というより騒々しいという形容詞が似合うクラスではあったが、今日はいつもとはやや異なった趣であった。
珍しいことに普段ならいつまでも学校に残っている生徒が既に校舎を後にしていて、いつもなら早々に帰っている筈の者達が残り、一人の生徒を取り囲んでいた。
囲まれている渦中の人物の名は、桂小太郎。校則違反として風紀委員たちに付け狙われる長い黒髪を携えた、３年Ｚ組の学級委員長である。
そして椅子に座したままの桂を取り囲む群集から一歩前に出て正面に立ち、追求の手を緩めていないのは中国からの留学生、神楽であった。
「よくもアタシの事を嘘つき呼ばわりしてくれたアルな」
神楽が桂の襟元を掴みあげる。
「いっ、いや、それはあの……言葉のアヤというか……その……」
鬼のような剣幕で詰め寄られ、身体が浮き上がる。桂が首を何度も横に振った。
「あややだろうがミキティだろうが関係ないネ。謝罪と賠償を要求するアル！」
（いやそれ違うし！）
新八のような突っ込みを心の中で入れてみるものの、牛乳瓶の底のような眼鏡の奥は笑っていない。
「すっ、すみませんでした。ごめんなさい」
「あぁン？ それだと誰に何を謝ってるんだかわかんねーんだよォ？」
銀八というより体育教師の松平のような口調で、斜に構えながら迫る神楽に、桂は首をこくこくと振った。
「かっ、神楽さんを嘘つき呼ばわりしてすみませんでした！」
だが神楽は掴んだ手を離そうとせず、そのまま桂を立たせるように掴みあげた。
「ククッ、謝って済むんなら警察はいらねーんだよォ！？」
「くっ、苦し……ッ」
マッチポンプの如き反応を見せる神楽を見て、桂が困惑する。
「まぁまぁ。ここはひとつ俺達風紀委員に任せちゃぁくれやせんかねィ？」
群集の中から声が飛び、割り込むように三人が間に立った。土方、沖田、それに山崎という風紀委員の面々である。
「風紀委員ごときが邪魔すんじゃねーヨ！」
「それがそうも言ってられないんでな。オイ山崎」
「はいっ！」
土方に促され、山崎が生徒手帳をぺらぺらと捲った。生徒心得と書かれたページの一部を読み上げながら、桂に提示した。
そこには『銀魂高校の生徒としてふさわしい服装を心がけること。風紀を乱すような服装は厳禁』という、銀魂高校としては珍しくも至極真っ当な文章が並んでいた。
「つまり、神楽さんの言ったとおりに桂くんがＴバックを穿いていたとすれば、当然風紀を乱す衣装を身に着けていることになり、風紀委員会の取締対象になります」
「まぁもし桂くんが否定したように『間違ってお母さんのパンツを穿いてきただけ』だったとしても、女物のパンティを穿いて登校してくる奴なんざ、規則がどうとか言うレベルじゃありやせんけどねィ」
沖田が弄るように言い放つ。
「ねぇ、今パンティって言ったよね？ パンティって言い方古くない？ 最近はショーツとかって言うんじゃないの？ ねぇ！？」
普段なら早々と帰りアルバイトに精を出すマダオ長谷川も、この日ばかりは群集の一部に加わっていた。ただ単にアルバイトが無い日だったのかも知れないが。
それに答えることなく、山崎と土方が桂の両側に立ち、拘束するかのように腕をがしっと抱えながら持ち上げた。神楽が手を離すと、それに連られて桂の身体が持ち上がり、椅子から強制的に立たせられる。
沖田は周囲の机と椅子を押しのけると、桂の身体を壁に向かわせ、群集に尻を突き出させるような姿勢を取らせた。
「どちらの言っている事が正しいのか、はっきりさせやしょうぜィ」
ズボンのベルトに手をかけられて、桂はようやく何をされようとしているのかを理解した。
「やっ、やめろっ！」
懇願にも似た、もはや涙声といった哀願が漏れる。逃れようにも身体をがっしりと押さえつけられて成すすべもない。
「それじゃ、いきやすぜィ」
（書きかけ）